銀魂
3
近藤さん(だったもの)を引きずりながら歩いていると、後ろから誰かが走ってくる音が聞こえた
「ちょ、そこのゴリラ引きずってる人!待ってください!」
今の絶対俺だよね
ゴリラ引きずってる人ってここに俺しかいないよね
これで振り向いて他のゴリラ引きずってる人に話しかけてる少年を見たら俺顔真っ赤になるよ
ゴリラって簡単にいるもんじゃないよ
「いいから止まってください!」
肩を掴まれた
もう絶対俺だよね
俺で合ってるよね
『道案内なら違う人に聞いてください…って池田屋のときの天ぷら君!』
「誰が天ぷらじゃあァァァ!!真選組隊士Lじゃなかったのかよ!モブじゃないのかよ!」
『うるッせェぞ眼鏡!!って前に似たようなのしなかったかメガ』
「しましたね。それに僕は眼鏡じゃなくて志村新八って名前がありますから。メガネ呼びしないでください」
え、何て言った?
僕は志村新一って自己紹介してたの?
じゃあ俺も
『自己紹介しますと水無月 蒼って感じだった気がする』
「自分の名前くらい自分で管理してください。貴方一応真選組なんですからね」
『…俺、頑張るよ。新八君』
呆れながら少し心配してくれる新八君天使
蒼さん惚れちゃう!(カマボイス)
すいませんふざけました
でもさ、しょうがないよ
真選組の中で誰も心配してくれねえもん
『で、くだらないことで1ページ埋まっちゃったけど何か用?』
「…そのゴリラ、僕の姉上のストーカーらしいんですよ」
…はい?
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