流れに流れて。
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「何々ぃ?ぶちゃいくは和ヤンといるより授業が大事な訳?」
にや〜とした顔で言う!?当たり前だろ?授業料キッチリ払ってんだぞ!?貧乏学生舐めんなよ!?
「バカ言え、
そんな訳ねぇだろ」
勿論、今言ったのはオレじゃありません。高宮です。
「そんな「あ"?」
オレもめっちゃ傍にいたいな〜」
目がめっちゃ潤んでくるが気にしない。気にしちゃ負けだ。って思ってる。
「和ヤン…」
「何だよ?」
「お前」
ちょっと、この人何言う気ですか?余計なコト…
「めっちゃ好かれてんじゃん!!」
何処見てんだこのドアホ!!オレの目元見て見ろやぁあ!!
↑怖いので思ってるだけ。
「当たり前だ」
自信満々で何言ってんだこいつも!?
心の中で悪態ついてみても相手に届く筈もなく、高宮からいきなり後ろから抱きつかれた。
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