流れに流れて。
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驚きのなにものではない、いきなり現れた男。見てビックリ、聞いてビックリな
チャラ男でした。
「和ヤンおぱよー
はれ?このぶちゃいく、もしかして噂の彼ですか?」
朝から何故ハイテンションでいられるのか、どうか教えてくれないだろうか…
じゃなくて!!コイツ今なんていった!?
「ぶちゃいく?」
「え?」
「あはははは!!
全部声に出てるよ?」
エスパー!?と、思いきや、思いっくそ自分で墓穴掘ってました。
「考介…」
「やべ、地雷踏んだかも…」
「勇気を馬鹿にするな」
「あーーはいはい」
普段の声よりトーンを下げて考介とかいう男をひと睨みする高宮、それを軽く面倒そうに生返事を返す考介(?)
「カリカリすんなって、
はじめまして
オレ、上原 考介。
なんとでも呼んで?和哉の彼女…ん?彼氏?ま、どっちでもいいや」
正直、よくないっす。
「あ、ちなみに2年生だからキミの先輩」
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