D.Gray-man
避難所の特権(ティキ/ほのぼの)
「ティキー…」
明らかに疲労の色が見える声に
明らかに疲労の色が見える人物
「名前か、どうした」
同じノアの一族の名前
「疲れた死にそう助けて」
「またロードに追い回されてんのか？」
「イエース…」
人形のように整った容姿の名前はよくロードに様々な服をとっかえひっかえ着させられている
「これで今週何回目だよ…」
「確か5回目…」
ほぼ毎日だ
「お前も大変だな」
「人事みたいに言うな…」
「だって人事だし」
「家族でしょ～…」
「フゥ………とりあえずそこのソファーで寝てろ」
と、ソファーを指差す
「入り口からは見えないし、いないって言っといてやるよ」
「ホント!?」
ようやく声のトーンが上がる名前
「嘘ついてどうする」
「ありがとう！」
そして凄い勢いでソファーに寝転がった名前が寝息を立てるまで5秒とかからなかった
コイツの寝顔が見れるのは俺の特権
オマケ
「ティッキィー！名前いない？」
「いな「来ないでロード…！」
「「…………」」
「何す…やめ…」
あ～ぁ…
「名前ーッ！」
ロードがソファーで眠っていた名前に飛びついた
「わっ…っ、ティキ！言わないって…」
「いや、お前の寝言でバレたよ」
「∑(゜□゜;)」
「名前～、次はこの服だよぉ？」
「嫌だああぁあぁぁっ!!」
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