彼女と彼女
No.3
リンは後ろから私を抱き寄せて…普通に…
「このアーティストが、どぉーしたの?」
(え!?近すぎない…!?)
(何!?)
余りの突然の出来事に、
私の動揺はかなりピークに!!
その場しのぎで
何を話したか…全く覚えてないッ!!
━○△□★◆!!━
リンは普通。
何の動揺も伺えない。
しばらく私から離れず…
「じっとしてて…」
私の背中で確かリンはそう呟いた。
(からかわれてる!?)
だけど…なんだか寂しい声だったの。
私の後ろだから、
リンの表情は見えないし…。
「帰るね☆ありがとう」
少しの沈黙後
リンは私から離れ、
普通に帰り支度を始める。
「ちゃんと帰るんやで!!また明日ね!!」
私も何もなかった様に
リンを見送っていた…。
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