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彼女と彼女
No.3
少し時間が経った頃…。
(視線感じるんですが…)
見ると隣のリンが
私を<ジー>と見つめてた。

ニコッとリン。
ドキッと私。

「まだ起きてるん!?
  早く寝なきゃ明日眠いよ…」


「寝れない……。」
リンはかすかに囁いた。

(どしょ………。)


「狭い!?もぅ少し端いこか!?」


その瞬間、
リンは私を自分の方に寄せて
腕枕状態になった。


太い腕…。
けど男と少し違う感触…。
抱きかかえる指先は細い…。
これまでに
体験したコトの無い……


(なんだろ…この感触…)

リンは私の頭を
そーと撫で囁く…

 「ちぃ、おやすみ…」


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