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「ごめんな…プレゼント用意出来なくて、さ」
謝らないでと、言葉だけでも十分嬉しいのだと、伝えようとした時だった。
「プレゼントなんか、必要ねぇよ」
ハレルヤがぽつりと言った。
「ハレ、…んっ…!」
全部の言葉を言う前にロックオンを抱き寄せ、キスをする。
ちゅ、と音を立てて唇を離せば驚いて目を見開いている姿が見えた。
「ハ、ハレルヤ…」
「ロックオン、アンタがプレゼントでも構わねぇだろ?」
真っ赤になっているロックオンを見ながら、ハレルヤは唇の端を吊り上げた。
「ロックオン」
そんな中、アレルヤに名前を呼ばれて顔を向ける。
「アレル…っ…ん!」
いつの間にか間近に迫っていたアレルヤはロックオンの顎を掬い、キスをした。
少し長めに口付けてから離せば、より顔を赤くしたロックオンが見えて。思わず本音が出てしまう。
「可愛い…」
「か、可愛いって…アレルヤ、お前!」
「まぁ、確かにな」
「ハレルヤまで?!」
少し長めに口付けてから離せば、より顔を赤くしたロックオンが見えて。
「可愛い…」
思わず、本音が出てしまう
アレルヤとハレルヤの発言に赤くなり慌てるロックオン。
いつもの彼はこんな風に慌てたりしないものだから、こんな姿を見れて嬉しい。
「今日は離しませんからね」
「嫌だと喚こうが知らねぇな」
「え…」
右にアレルヤ、左にハレルヤと二人に抱き締められる。
どういう意味なのか分からずに固まっていたら、二人にロックオンがプレゼントだと宣言されてしまい。
「ハレルヤ、僕は負けないから」
「ハッ、勝手に言ってろよ」
何故か二人は対抗心を燃やしていて、止めれそうにない。
「ねえ、ロックオン」
「こっち向け」
アレルヤとハレルヤ、交互に口付けられていく。
それが心地よくて。
まぁ誕生日くらいいいか、と流れに任せることにした。
「喉が…腰が…全身が…痛い…」
「僕とハレルヤの二人でしたからね」
「いつもより身体に負担がかかってるだろうな」
「いくらなんでも…やり過ぎだ……」
「ハレルヤと対抗して、つい」
「お前ら、もう少し…手加減しろ……っ」
「無理な願いだな」
その日、ロックオンはずっとベッドの中で身体中の痛みと戦っていたという…。
アレルヤ、ハレルヤ、HappyBirthday!!
後半ギャグですし、ハレルヤ優し過ぎですし…すみませ…
2009.2.27
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