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いきものがかりな小話
@miso soup(沖神ぱられる)

今日も疲れた

攘夷浪士共の排除

毎日毎日嫌気が差してきまさァ
ま、真選組に入ってるからには
こんなの当たり前だ

あ―イライラする
土方死んでくれねェかな

アイツ...今日はどんな兵器作って待ってんだろ
アレは飯とはいわねえよ
モザイクかけてもかけ足りねえ

そんなこんなで家に着く

なにやらいい匂いがする

ガチャリとドアを開けて
靴を脱いで
台所へと急ぐ

「...寝てやがる」

そこには可愛い奥さんの姿
くうくうと寝息を立てている

・・・理性壊れそうなんですけど

「...ん?」

ふと台所にあった鍋に目をやる
蓋を開けるとそこには
ほかほかの味噌汁

周りには汁やらダシやらわかめやらが
散乱している。


「...こいつバカだろィ」

こんなに時間かけて
味噌汁一品

でもまあ

俺のために頑張ってくれたんだし


「...さんきゅな、神楽」


うれしそうに眠るチャイナ姫に
ひとつ、キス


「...食うか」

幸せに包まれて
俺は一口味噌汁をすする。

横には可愛い妻の寝顔

***

(...う"っ..コイツ何入れやがったんでィ?!)


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あきゅろす。
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