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●キズアト [ディノヒバ]
ディノヒバ裏。甘いかもです。











「これ イツの傷?」
「そんなとこに痕ある?」



  +キズアト+




裸のまま 寝転んだままで ディーノが僕の体に触れてきた。


白い肌に引き吊ったような傷痕。

いつ付いたなんていちいち覚えてないよ。女の子じゃあるまいし。

Yシャツに血が付いてても殆んど僕のじゃないし。



「ひっ…」
不意にべろりと舐められた。
「何すんのさ」
「ん〜 消毒?」

バカじゃない?



「なんか傷痕多いな」
肩に 胸に お腹に
指先で触れてくる。
「やめなよ」
くすぐったくて手を払おうとした。


「これは最近のだよな」
腕の傷痕を撫でられた。
深い傷痕はまだ生々しく残っている。

「あぁ これは…あの天才とかいう」
「ベルフェゴールか」

ムスッとした表情。

「ワイヤーって厄介な」
「そう?」


恭弥綺麗な肌してるのに とかぼやいてる。



「そーいうのは女に言ってあげなよ」


ベッドサイドの本に手を伸ばした。

急に後ろから 腰に手を回して引き寄せられた。
「ちょ…」
「俺は恭弥がいいの」

背中に口付けられてびくり。
「あっ…」
「シよ?」
するりと股間に手が伸ばされる。
「さっきも シたでしょ」
「もう一回」


僕明日学校なのに…
そんな抗議は聞こえないふりして
股間に顔を埋めてきた。


「ああっ…」
ねっとりと絡み付く粘膜。

「やっ…だぁっ」
「イイ だろ?」

金色の髪がふわふわと脚に当たってくすぐったい。
「ひっ…」
さっきも何度もイかされたのに

「や…出そ…」
「ん いいぜ〜」
飲んでやるから。

引き剥がそうとしてるのに脚をがっちり掴まれてそれも出来ない。

れろっ と裏筋を舐められた。
「 …あっ」
「こんなに濡らして ヤらしいな恭弥は」
喋りながら深くくわえ込まれて
「ぅ… ふぁ あっ」
彼の口の中で、自身がどくどくと脈打つのが分かった。


こくり とワザと喉を鳴らして飲み干される。
「ごちそうさま」
「しね バカ馬」
顔が 熱い。


うつ伏せにされてぐいと腰を上げられた。
「じゃあ今度はこっちに飲んで貰おうかな」

尻の肉を掴んで開かれる。
秘孔に生暖かい感触。

「ひぁ…や そんなトコ」
ぴちゃぴちゃと舐められ 唾液で濡らされていく。

「汚い…よ…」
「汚くねーよ」

指が入ってきた。
幾度か体を重ねたけど 迫り上がる様な排泄感には慣れることが出来ない。


「ココも 痕になってる」
太股に指を這わされる。

「消えるかな」
「知らな…あっ」

ずぷり と指とは違うモノ。
さっきまで入ってたのもあって すんなりと入って来た。


「あぁっ…あっ」
後ろから突かれて揺さぶられる。

「もぉっ…ひっ」
「ん?もっと奥?」
「ちがっ… っ」
もう頭溶けそう。


首筋に 肩口に
温かい唇が降ってきて ぴりっとした痛みを残していく。

「これは 俺の」

肩にも 頚動脈の辺りにも。
「…痕は 消えちまうけど」消えなければいいのに。
「絶対 離さない」
赤い 印。

「恭弥…」
強く突き上げられて 頭の中 白くなる。
「ディー…」
緩く反応してる僕のペニスに 熱い掌が被さる。

「好き だ」


余裕のない声に 僕の熱も高まる。
「はぁ… ぅ…」
 僕も
「ディ…ノ… 好き…」
背後からぎゅうと抱き締められて ナカに注ぎこまれる熱を感じた。





「恭弥…」
「ん…」

体が重い。
襲ってくる睡魔に身を任せてしまいたい。

「こっち」
抱き寄せられて額にキスされた。



「あなたが付けた傷が一番深いかもね」
ぽつりと溢した。

「え? きょうや?」
「おやすみ」
顔を埋めて寝てしまおう。

「なぁ どーいう意味?」
頭の上から聞いてくる。
なぁなぁと何度も聞くから 自分で考えなよ と手で口を塞いでやった。



深くて 消えないってコトだよ。







朝が来て。
鏡の前で身なりを整えていると
――赤い痕。
襟で隠れきらない所に。


「ディーノ…っ」
声も少し枯れていて。



「呼んだか〜?」
呑気に顔を見せた彼に
一発お見舞いしてやった。



xxx








ディノヒバ。甘々…
雲雀はよく戦ってるから傷痕多そうだなとか。
ディーノは銃創なんか…(ヤメレ)


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あきゅろす。
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