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●アマい体 [ディノヒバ]
ディノヒバで裏。
義務教育の済んでない方の閲覧はゴ遠慮クダサイ。














甘くて
あまくて


どろどろに 溶けてしまいそう。





+アマい体+





やっと仕事が片付いて 日本へ向かう飛行機の中。

「恭弥喜ぶかな〜 コレとか」

沢山の紙袋に詰めた土産物に頬が弛む。

「わかったって。ボスも寝とかねぇと向こうでキツいぜ」
「だってよ〜」

久し振りの恋人との逢瀬に騒がないほうがおかしいだろ?



そうして数時間。
見慣れてしまった並盛の学校の前に車を停める。


「おす 恭弥」
「学校は部外者立ち入り禁止だよ」


相変わらずの仏張面でコチラを向く。
でも心なしか口許が笑っていた。


「つれねえなぁ 今日はまだ帰らねぇの?」
「もうそろそろ帰るところだよ」


机の書類をまとめると 席を立った。


「おい 恭…」
「僕を一人で帰すの?」
「…ったく」
素直じゃねーの。

「恭〜弥っ」
すたすたと歩く恭弥の手を握る。
「ここ学校だよ」
「もう誰もいねぇって」

隣に並ぶと 少しだけ握り返してきたのが可愛いくて
「へへっ」
つい抱きついたら
「調子にのらないで」
だって。

でもミゾオチ思いっきり入りましたよ…今…




そして滞在中のホテルへ。

「また無駄に広い部屋だね」
「ん?そうか?」

なんだかんだ言いながら広い方のソファに座る恭弥。
一人掛けの方に座ってもいいのに。

わざと隣に座る。
「向こうに座りなよ」
「恭弥の隣がいいんだよ」

抱き寄せてやると 殆ど抵抗しないで腕の中に収まった。


「逢いたかった 恭弥」
「…―」
言葉にしないで体を寄せてくるのが愛しい。


「―ねぇ?」
「ん?」
「あの山は何?」

部屋に積んであった紙袋を指差す。

「開けていいぜ」
「爆弾?」
「だったらどうする?」
「贈り主を咬み殺してあげるよ」
「ははっ 怖ぇな」

席を立って幾つかを持ってくると恭弥に渡した。

「はい お土産」
「―うん」

がさごそと包みを開ける。
結構こーいうの好きなんだな。
ちょっと嬉しそう。


「これなんか恭弥に似合うと思うぜ」
「着ることがあるかは知らないけどね」
「いつも制服じゃないだろ〜?」

「甘い匂い」
「ああ ここの菓子は美味いぞ」
一つを摘んで口に運ぶ。
「あなたにしては珍しいね」
「ん?」
「悪くないって言ってるの」


服を充てたり菓子を摘みながら包みを開けていく。
その一つに


「ボトル?」
「ロゼワインなんだけど…飲むか?」
「僕未成年なんだけど」
「堅いこと言うなって。アルコール平気だろ?」

グラスを二つとオープナーを持って来て、ボトルを開けた。
華奢なグラスに薄紅い液体を注ぐ。

「な 乾杯」
「…少しだけだよ」

キン とグラスを鳴らして、液体を喉に流し込む。
芳香が口に広がった。

「甘い」
「こーいうのは嫌い?」
「…ううん」

空いたグラスに次を注いでやると、美味そうに飲み干していく。


「ん〜 何か摘むもの欲しくないか?」
「お菓子があるよ」
「クッキーで酒飲めるか…?」
「うん 悪くないよ」

さっき開けた菓子を摘みながら、恭弥がグラスを空ける。

「変わってんなぁ」
「そんなことないよ」


急に ずいっ と顔を近付けてきた。
クッキーをくわえて。

「ほら」
「…きょ…や?」
食べさせてくれるのか?
「早く食べなよ」
「お ぅ…」

いつもと違う行動に面食らう。
普段は絶対してくれない、頼もうモノなら生傷が増えかねない仕草。

口移しでそれを受け取ると、恭弥が目を細めた。


なんだよ…今日は随分変…いや可愛いことを…

「ディーノ」
俺を呼ぶ恭弥を見ると、少し頬に紅みが差して 目の端もうっすら紅い。

瞳も心なしか潤んで…


…艶っぽい


「ディーノ」

肩に手をかけてキスをねだってきた。
「恭…もしかして…」
酔ってる?


「キス してくれないの?」


…… やばい。
耐えろ 俺!

一気に押し倒しそうになるのを必死にくい止める。

「ん…」

軽く口付けると 恭弥の方から舌を出してきた。

「んぅ…」
くちゅ…
「恭弥…可愛い」
「たまには違う…こと 言えないの」

シャツの中をまさぐる。
びくびくと体が揺れて 恭弥が甘い吐息を溢す。

「もっと…」
「ん?コレか?」
ボトルからワインを煽ると 口移しで恭弥に飲ませた。
「っ…んく…」
こくりと喉が上下して 紅い液体を飲み干していく。
舌がワインを追って、ちろちろと俺の口の中を探る。

「…甘い」

飲み込みきれなかったワインが 口の端を伝った。

「やらしー 恭弥」
「欲情する?」
「そりゃあ もう」
「ふぅん」


ベルトを外して下半身を露にしてやると まだ薄い陰毛の間から恭弥の興奮が見てとれた。

「こんなにしてる…キスしかしてないのに やらしー事考えてる?」
「あなたこそ 堅くしてるくせに」
股間に手を伸ばされて、布越しに起ち上がったペニスを掴まれた。

「ガチガチだね」
「恭弥のせいだぜ〜」
こんなエロいの見せ付けて。

シャツだけ羽織った体を抱き寄せて 尻の割れ目に指を這わせる。

「早くココに入りたいって」
ぐりぐりと指で押すと 呼吸を荒げながら
「せっかち」
妖しく笑う。
「痛くしたら咬み殺すよ?」
「ん〜あんまり可愛いコトされるとわかんねぇなぁ」

にまっ と笑って 起ち上がったペニスに口付けた。

「あっ」
「すげーぬるぬるしてんぜ?」
先走りを舌で掬ってぐりぐりと舐める。
「ひゃっ…ぅ 」
逃げようとする腰を掴んで びくびくと痙攣するカラダを堪能する。


「や…も 出る 」
「ん〜?早いな 今日は」
「そこで…喋んな…でっ」

口を離さないで 舌先で鈴口をつつくと

「あっ…ぁ っ」

びゅくびゅくと白濁を吐き出した。




「はぁ…」
「気持ちよかった?」
「…知らない」

ふい と向こうを向く恭弥に

「じゃあ今度はこっちな」

軽くキスをして 脚を大きく開かせた。

「ちょっ ゃあっ…」
べろんっと後ろを舐めると可愛い鳴き声。


「こっちも気持ちよくされたいだろ〜?」
「だっ…やぁ ん…」
つぷ…
「ひっ…」
濡らした胎内に、ローションを絡めた指を進める。
「痛くしたら咬み殺すんだろ?」
「痛く…したら ね」


ぐりゅぐりゅと動かしながら、指を増やしていく。
萎えかけていた恭弥のペニスが 再び熱を持ち始めた。


「や…も っ…」
「イきそう?」
「ちがっ… 欲し…」
「なに?」

紅くなった目尻に涙を溜めながら 俺を見上げてきた。


「あなたの…おっきいの 挿れて」
「ん〜 どこに?」


可愛いくて、ついわざと焦らした。
乱れた恭弥が 瞳を揺らす。

「僕の… に」
「ちゃんと どうして欲しいか俺に教えて?」

ずちゅ…と指を引き抜く。

「ひあっ… も…っ 」


そんな顔で睨みつけても イジワルしたくなるだけだって。


恭弥は脚を開いたまま、二本の指で自分の秘部を開いた。


「あなたの…おちんちんで 僕の ココ… シて?」



…理性とか大人の領分とか
もう どーでもいい。


酒に酔ってるとはいえ 恭弥のこんな乱れた姿

こっちが眩々する…


「恭弥…」
ひくひくと収縮しているソコへ 猛ったペニスをつき立てた。

「んあっ… ぁっ 」
ぬぷぷ
「…っ すげ 恭弥ん中」


腰を進める。
溶けそうな程中は熱くて。

「くる…し…」
「動いていーか?」
「聞かないで…よ」

腰をつかんで突き上げると、恭弥が高く鳴く。


「咬み殺さねーの?」
「痛く…し たらっ…」
「じゃあ今は?」
「…っ ぅ」

きゅっ と抱きついて

「気持ちい…い」
小さな声で ぽそり。

「俺も すげー良い」
ちゅ と額にキスして 耳に噛みついた。
「ひっ…」
小さく悲鳴を上げて ナカを締め付けてくる。

「耳 感じる?」

れろれろと舌で舐めるのに合わせて 下の口が収縮を繰り返す。

「あっ… や…」
「淫乱だな 恭弥は」

ひくひくと動き続ける恭弥のナカを 己のペニスで何度も突き上げた。

「はぁ… 深っ…」

潤んで焦点のあわない瞳が俺に向けられる。

「愛してるぜ 恭弥」

甘い唇に口付ける。


「っ…僕…だって… あなたが」
好き なんだ。
「恭弥っ…」

頭の芯から溶けていけそうだ。

「も… イ…っ く」
「俺 も…っ」


最奥まで突き上げて 精を放った。








ごすっ

鈍い音で目が覚めた。


「ん…おはよ… 恭…」
「…何したの?」

寝惚けててまだ頭が回らない。
昨日はあの後二回シて…

あれ〜?恭弥天使みてぇ。
羽がふわふわ舞ってて…



羽!?



恐る恐る鈍い音のした方を向くと、羽根布団の枕にトンファーが突き刺さっている。
舞っている羽の出処は…ココか。


「恭…弥?」
「腰と脚が痛いんだけど 僕が寝てる間に…したの?」

ん〜…?

「もしかして覚えて…ない?」
「何のこと?」
「いや〜 恭弥から誘ってきて…」
「…知らない」

顔を見ると…耳が赤い。

「あなたとキスしてそれから…」
…よく憶えてない

「そんな飲ませたつもりはねぇんだけどな〜」

でも赤くなるってことは うっすら憶えてる のか?


にやっと笑って
「いや〜 可愛いかったぜ〜 恭弥がおねだり…」
「今すぐその締まりのない顔をグチャグチャにしてあげるよ」

枕に突き刺さっていたトンファーを抜き取ると チャキっと構えた。

「ちょっ タンマ おいっ」
「一回死んで」




更に部屋に羽が派手に舞い散った。







xxx








ディノヒバでした。
ヒバリはツンデレ?素直クール?どっちも好きなんですが今回は後者を目指して…みたつもりです。

お酒とかでリミッター外れるとめっちゃ乱れるんじゃ とかって妄想の産物デシタ。

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