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銀魂&庭球小説
最近肌寒いから、跡リョ、ほのぼの甘
跡ベッカム宮殿と呼ばれる跡部の家(屋敷)の跡部景吾の部屋に
青学の柱、生意気なルーキーこと
越前 リョーマはきた

「景吾? いるんでしょ


もう顔パスで部屋に通されるくらいは通っている
「景‥」

だが跡部を探していてやっと見つけた瞬間言葉を失った。


珍しい光景だ
跡部が寝ている
それも天蓋付きのベッドではなく無駄に高そうな革張りのソファーで

「寝てる スッゴいレア」
真っ昼間から

、まぁ連絡もせずに押しかけた俺が悪いのか、

近づいて至近距離でみるとやはり整った顔だちをしていた

試しにグレイの髪に手をのばす
少し癖がはいっていて本当に猫っ毛だ
、まぁいつもは俺に景吾がいってることなんだけど、
たしかにリョーマは猫っ毛だ
ぴょんぴょんとはねているところもあればストレートなとこもあり柔らかい

『お前ほんと猫みたいだな』
といわれ
『じゃああんたは犬だね俺(猫)にベタボレな大型犬』
と言い返したのが記憶に新しい

「はやく起きてよ
俺暇じゃん」

髪から頬に指をすべらせる
そのとたん重心がずれた

「起きてたんなら起きてよ」
「あーん?起きたのはついさっきだ
ベタベタ触りやがったからな目、覚めちまった」
「起こしてあげたんだから感謝してよ」
腕を引っ張られ跡部の胸に倒れ込んだリョーマはその体勢のまま跡部を睨みつける

「なんだお前が最初に夜這いしたんだろーが」

「してないし 夜じゃないし」
真っ昼間だっての

「関係ねーな
お前から来たつーことはそういうことなんだろ」
「なに この犬、万年発情期なの」

「てめぇ(猫)だってそーだろうが」

「いつもながら自意識過剰」
まぁあながち間違いじゃないけど

「甘えたかったんだよ
最近肌寒いから」

「そーかよ」



いつもながら素直じゃない
まぁ、んなとこもかわいいんだけどよ

「逢いたかったんだろ
最近肌寒いからな」

「そーいうことでいーよ」

跡部が体をおこすとリョーマは首に手を回した

「甘えさせてよ
最近肌寒いから」

「いーぜ 俺も肌寒いしな体温はわるくねぇ」
特にお前のはな

言い訳をさがして相手にあまえる素直になれないのは二人とも

だからこそ 今この時期は甘えるのにもってこいなんだ。

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あきゅろす。
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