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聖夜の墮天使





※裏ですので、苦手な方は閲覧を控えて下さい。





















───君が、悪いんだよ。




君が────…










「んっ……ゃあ…!//キラ…っやめて下さ…っ!!//」

「その顔……誘ってるようにしか見えないけど?」


そう言えば、頬を林檎のように真っ赤に染めて。
口では否定するくせに、こんなにも簡単に僕のモノになる君が愛しくて……もっともっと壊したくなる。


「ひぁっ……!?//ぁっ、あぁ…っ!!//そこ…っだ、めぇ!!//」


もう知り尽くしてる君の弱点を指で擦れば、期待通りの反応を返す。
それが、堪らなく嬉しい。


「いいよ…イって?」


──クチュ…ッグチュッッ!!


「ひっ…あ、ぁ…っぁああアァんっ!!!///」
















──きっかけは、君の些細な行動だった。

評議会から帰宅して、ラクスが作ったクリスマスディナーを食べてた時……



「ぁ〜美味しかった!やっぱりラクスの料理は世界一だね」

「ふふ…っそう言って頂けると作った甲斐がありますわ!ではケーキを持って参りますわね」




空になったお皿をひいて、パタパタとキッチンへ走って行くラクス。
ケーキが大好物とだけあって、かなり嬉しそうだ。


「はい!お待たせ致しました〜!」


帰りに買ったワンホールの苺のケーキ。
二人用ゆえ小ぶりなそれを半分に切り分けてお皿に乗せ、食べ始めた。


「わたくし、昔からケーキが大好きで……よくワンホール丸ごと食べては両親に呆れられてましたの」

「え…っ丸ごと!?」


ラクスの唐突な言葉に、思わず声が裏返る。


「はい。それくらい食べないと満足できなくて、つい…」


喋りながらもケーキを食べる手は止まらない。
成るほど……これはかなり筋金入りだ。


「じゃぁ僕のも食べちゃっていいよ?そんなに好きじゃないから」

「ふぇっ??…で、でも…っ//」

「遠慮しなくていいから。はい、どうぞ」

「あ…っありがとうございます!!//」


瞳を輝かせて嬉しそうにケーキを頬張るラクス。
その姿は普段の“プラントの議長”とは程遠い、ただの普通の少女だ。


「…美味しい?ラクス」

「はいっ!!すごく美味しいですぅ〜っ!!//」



頭の奥で、プツン──と、何かが切れる音がした。







──ラクスさん。


口元に生クリームを付けて、満面の笑みを見せるなんて……さ。

反則、だよ?






「ラクス……生クリームついてる」

「えっ!??//ど…っどこですか!?//」

「ここ」


顔を近付けて舐め取れば、口内にクリームの味が広がる。
顔を少し離すと、ラクスのサファイアの瞳が大きく開かれていた。


「……甘い」

「……っ……!!//」


そのまま唇を首筋に移動させて、手を胸に滑らせる。


「ちょっ…キラ!?//何やって……!!//」

「ケーキはラクスにあげちゃったから、これが僕のデザートね」

「は……っ!?//」


キスをしながらラクスをソファに押し倒して、ワンピースの裾を胸元まで捲り上げる。
そうすれば、いとも簡単に現れる下着姿。

──改めて考えると、こういう時ワンピースってかなり便利だ。


「〜っキラ!!//ふざけるのもいい加減にっ……!!」

「ふざけてなんかない。本気だよ」

「もぅ〜〜っ!!//わたくしはデザートではありませんっ!!//」


その言葉を聞いて、机に置いてあるケーキの生クリームを指で取り……

下着を剥いで顕わにさせた乳房に、それを塗りつけた。








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