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私立蜜柑学園
3




「せせらぎ先輩、アド教えてもらっても良いですか?? この学校に来てから美形にしかあってなくて、先輩といるとすごく安心できるんです!!」


 ちょっと失礼かな?? でも俺にも安らぎの場所がなきゃ生きていけませんっ!! 周り敵(美形)だらけの中のんびり生活なんてっ…。


「別にいいぞ。(笑) ほら、携帯出して。赤外線ついてるだろ?? 俺から送るな。」


「ありがとうございます!!」


 せせらぎ先輩はなんて善い人なんだっ!! でも絶対タイミング間違えたよな、俺。だって携帯スタンバってる3人が、先輩の後ろに見えるもんっ!!












 ……すみません、自分で言ったのに引きました。


 もん、って…。


 結局、あの場にいた全員とアドを交換して、せせらぎ先輩から鍵をもらい、漸く部屋に向かってます。












 うん、お腹減った。


 だって12時過ぎてるんだよ!?


 さっきからずっと、ぐうぐう鳴ってるよ。うっちーも最初は爆笑してたのに今はもう苦笑いになってるよ。


 早く部屋に着かないかなあ。


 めーし!! めーし!! めーしっ!!





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あきゅろす。
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