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どんなお前も俺のもの(火黒♀)




※黒子っちが女の子です。にょた注意







「んっ……」
窓から差し込む朝日で目を覚ます。
それと同時に、腕に重みを感じる。
何かと思って見てみると、
そこには最高に影の薄い
俺の大好きな黒子がいた。
そういえば、昨日の夜は黒子が
俺の家に泊まりにきたのだった。
「……あれ?」
じっと黒子の顔を見つめていると、
ちょっとした違和感を感じた。
コイツ……こんなにまつ毛長かったっけ?
それにいつもより身長が小さい気がする。
「……うぅ、ん……あ、火神くん、
おはようございます……」
「お、おう……」
やはりおかしい。
声もいつもより少し高い。
「黒子。お前、大丈夫か?」
「え?何がですか?」
「なんかいつもと違うぞ」
「いえ……いつも通りで……っ!?」
自分の体に目線を移したかと思うと、
途端に黒子の顔が真っ赤に染まる。
「やっぱりどっか悪いのか?」
布団を捲って黒子の体を確認しようとした。
「だだだだだだ駄目ですっ!!!!
見ないでください!!」
「えっ?」
時すでに遅し。
俺は豪快に布団を捲り上げてしまった。
黒子の白い肌。
小さな体。
そしてキレイに膨らんだ胸。
…………え、胸………?
「ななななな…なんでお前胸あんの!?」
「知りませんっ!」
下も見ると、男の象徴は無くなっていた。
「てか、なんで全裸……」
「昨日ヤったまま寝たからでしょう!?
そういう火神くんだって服着てませんよ!」
「あ…」
確かに俺も全裸だった。
とりあえず、再び二人で布団にもぐる。
「えっと……と、とりあえず…
黒子に胸があるってことは、
女になったってことか?
な、なんで?」
「知りませんよ……」
「……か、かわいいな……」
あまりにも女黒子が可愛く、
つい本音を言ってしまった。
あ、胸あるっていっても、けっこう小さいのな…
「あの……あんまりジロジロ見ると
火神くんでも怒りますよ…?」
「わ、わりぃ…」
そういったものの、珍しい黒子の姿に
見とれてしまう。
(……もう限界)
黒子を抱き締める。
そして小さな胸に顔を埋める。
「ちょっ!?火神くんっ!!離してください!」
「ヤダ」
さらに強く抱き締める。
「お前男でも可愛いのに、女になるとか反則」
「それ、ぶっちゃけ嬉しくないです」
「俺が嬉しいからいいの」
「……やっぱり、男より女のほうがいいんですね」
不貞腐れたような、
悲しいような顔をする黒子。
やはり、男同士というのを気にしているのか。
(今黒子は女だが)
「男だからいいとか、
女だからいいとかじゃない。
黒子だからいいんだ。
どんなお前も、俺のものだから」
顔は見てないがきっと真っ赤になってるだろう。
黒子の体が熱いから。
自分で言っておいて、自分も恥ずかしくなる。
「か、火神くんも……
いきなりそういうこと言うの
反則です………」
「だあぁぁっ!!!!もう無理!
もう駄目!黒子可愛すぎ!
ちょっと今からヤらせろ」
「ばっ、ばかじゃないですか!?」
「いいから!はやく!」


あー……。
俺、黒子に溺愛しすぎか?
ま、それでいいんだけど。










【あとがき】
仲杉です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この前は病み病みだったので、今回は明るくしてみました。
にょた黒子っちもっとくださいっス。
でわ、最近高黒がきてる仲杉でした。





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あきゅろす。
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