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〜神話]〜 セブンサインの完成
 両者は激戦を繰り返し、彼女らがネクロポリスに入ったことを確認すると、シュナイマンは味方もろとも「欲望の封印」を発動させた。

 力を貸してたアナキムごとネクロポリスに閉じ込めた皇帝であったが、難を逃れたシーレン信者は西方にある大陸「グレシア」に潜伏。再び勢力を拡大すると、再びエルモアデンに舞い戻り各地の城を落としていった。

 エルモアデンに存在する城を落とす際、彼等は城の中枢である「聖物」を外部から制御する秘術を使い攻城戦で勝利をしていった。この「聖物」とは、周囲一帯を支配・管理する巨人族が築きあげたシステムのことだ。

 この制御の仕方はシュナイマンと一部の側近しか知っておらず、「聖物」を制御することによって全域の広大な地域を管理することができる。シーレン側は、この「聖物」の制御方法を知っていたのだ。


 このことにより不利に落ちいたシュナイマンは、自軍・敵軍共に諸刃の剣ともいえる「戦乱の封印」を施す。これは、全領地の城に対して「聖物」のを制御する力を封じる封印であった。


 この封印を上手く使いこなしたシュナイマンは、城をすべて奪還。シーレン勢力を押し返したという。
 彼はさらにシーレン勢力を封じるため、4つの封印を施した。こうして、セブンサインというものが完成したのだ。


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