☆11代目!?☆
4
ーーーーそして昼休み
コンコン
「失礼します。にい、、リボーン先生」
「おっ、3人とも来たか?入れ」
「失礼します」
俺たちは言われた通り英語準備室に来た。
「兄さん、これは一体...」
「お兄ちゃん!どういうこと!!?」
「ビックリしたぜ!」
俺たちは授業中悶々と考えてた疑問を兄さん、基、リボーン先生に同時にぶつけた。
「昨日説明しただろ?守護者集めの為だ。教師として潜入した方が何かと都合がいいからな。」
「は?え!?」
「守護者って...、もしかして私たちと同じ並中にいるの?」
「そうだ。昨日言わなかったか?」
「言ってないよ!!」
「それは悪かったな。守護者の1人、晴のリングの保持者はここ並中の1年だ。ちなみにお前たちのよく知ってる人物だぞ」
「え、俺たちがよく知ってる1年って、まさか...」
ダッダッダッダッダッダ...ガラガラ!!!!
「失礼するゾ。英語準備室というのはここか!!」
「京平!!!?」
「お!その声は家宣じゃないか!!久しいな!同じ学校とはいえ、学年が違うとなかなか会うこともないからな!こんな所で会うなんて奇遇だな!!!」
こいつは笹川京平。俺の母さんの兄の息子で、いわゆる従兄弟だ。小さい頃からボクシングをしてて、賞をとるほど強い。俺とは大分似てないが、母さんと京平のお母さん、花おばちゃんが昔からの親友って事で昔からよく遊んだっけ。
「ふ、相変わらずお前は親父に似て騒がしいな... 」
「む!その声は...師匠!!師匠ではないか!!いつ日本へ?どうして学校に?......ハッ!まさか!この俺に修行をつけて下さる為か!!」
「あながち、間違いじゃないが。俺は今日からここの教師になったんだ。久しぶりだな、京平。元気そうだな。母親や姉貴は元気か?」
「みな極限に元気だ!!俺は風邪ひとつ引いてない!師匠も元気そうでなにより!
...して、俺はなぜ呼ばれたんだ?......ハッ!まさか!昨日の英語の小テストの出来が悪かったから...」
「ちげーぞ。それは放課後に追試を受けてもらうとして、今はお前に渡すものがあって呼んだんだ」
そう言って兄さんはポケットから小さな箱を取りだした。「これだ」と言って開けると、そこには俺たちのもってるリングに似たモノが入ってた。
「む!それは!父の指輪!!なぜ師匠がそれを!?」
「了平から預かってきた。手紙もあるぞ」
京平はリングを受け取り、手紙を読んだ。
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