☆11代目!?☆
3
オレが自分の素性を知ったのはちょうど1年前。ずっといとこだと思ってたリボーン兄さんから聞いた。
アキちゃんと山本はその前から2人ともそれぞれ父親に聞いててその事知ってたんだって。だけどオレの父さんから口止めされてたみたい。「ノブがショックを受けるから」って。……なんだよそれ。
リボーン兄さんはオレの家庭教師で生まれた時から面倒を見てくれてる。オレとは10個違いなんだけど、妙に大人びてて、父さんよりも大人に見える。オレにとっては第2の父親って感じだ。
あ、そういや、
「リボーン兄さんがイタリアから帰ってくるみたい」
「お!兄さん帰ってくるのか。会いたいな」
「私も!それいつなの?」
「さあ、今朝手紙で『今帰る』って連絡があっただけでいつとかは...」
「ははっ!兄さんらしいな」
そんな会話をしてたらそれぞれ自宅への分かれ道。
「じゃ、帰ってきたらすぐに教えてね!」
「分かった。連絡するね」
そういってオレ達は分かれ、オレは安らぎを求め足早に自宅へと向かった。
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