小説
親孝行は大人になってから。
「これはこっちでいいのさぁ?」
「あ、はい
銀さん、那乃さんは働いてるんですから」
「そんなの泊まる側として当然でしょー」
那乃は泊まらせてもらうのだから
という理由で万事屋の掃除を手伝っていた。
「別にいいのさ、うちがやりたいだけなのさ」
「那乃はいい子ネ
何かご褒美あげるアル、銀ちゃん」
「俺がかよっ!!」
2人がそんな話をしていると、
「うち、望みが1つあるのさ!」
「言っとくけど金は使えねぇぞ」
「大丈夫なのさ!
うちが欲しいものは…」
那乃は溜めた。
溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて…
「「「溜めすぎだよっっ!!!」」」
3人につっこまれた。
「ごめんなのさ」
「で、なんだ?
その夢やら希望やらは」
「うち、銀ちゃんとデートがしたいのさ!!」
「「「…」」」
3人が固まった。
「…もう一回言って欲しいアル…」
「?デートがしたいのさ、銀ちゃんと」
「銀さん、行ってきたらどうです?」
「そうネ。それが那乃の夢だヨ」
3人が色々な意味で銀時に上目遣いをする。
「…はぁ…
わぁーたよ…但しっ、金はかけないからな」
「やったぁ!!」
こうして銀魂の世界で那乃はやりたい放題だった。
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