小説
若者とおばちゃんは話が合わない。
ぐぅううう…
効果音よろしく、神楽と銀時の腹の音だ。
今はやく正午。
お昼時だ。
「…すごい音なのさ…」
「銀ちゃぁん…ご飯…」
「…ぅうるせぇえ…」
つっこみに元気がない。
「那乃ぉ…ご飯欲しいネ…」
「神楽ちゃん、作ってあげたいけど材料がないのさ…」
さっきいちご牛乳ゼリーを作った時点で那乃は万事屋の冷蔵庫事情を知っていた。
「じゃあ下のババァんとこ行くか」
「お登勢さんとキャサリンとたまがいるのさっ!?」
「あぁ?いるだろ、多分」
ということで4人はお登勢の店へと向かった。
「ちわー」
「あぁ?なんだい、銀時。
家賃でも払いにきたのかい?」
「ご飯くれヨ」
「またかい…
って、銀時あんた誘拐はいけないよ」
「みんな俺をどんな人間だと思ってんの?」
悲しいつっこみを一人した銀時だった。
「初めまして。
うちは工藤那乃というのさ!!」
「あたしゃお登勢っつうんだよ」
「お登勢さん、たまさんたちはどうしたんですか?」
「あぁ、買い出しにいかせたんだよ。」
「じゃあ帰るまで待つのさ!」
ということで4人はこのまま居座ることになった。
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