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小説
9話 お礼のためならばッ
ー保健室ー

「…やめろぃっっ!!」「うるせぇぇぇっ」

バコンッ

三途の川を2/3程渡っていた佐助を政宗とオレで運んで来てから、小一時間…
オレがモンハン3rdをプレイしているといきなり佐助が起きたので殴った。

あ、せめてもの思いで緑のスリッパだぞ☆(^▽-)-☆

「…っ…來香ぁ…」
「す、スマン…」
「ここ、保健室…?」
「ビンゴ」

なんだこいつ。
どんだけ世話になっとんねん。

「旦那が突っ走るからよく怪我して救急箱借りにくるの。」
「オレの心を読んだな、変態」
「読んでないし変態じゃない…っ…」

苦しいのか知らないが佐助のつっこみに迫力がなく、最後には辛そうだった。

「…あぁ、辛いか…?」
「当たり前♪」
「家まで送ってってやろーか?」

家を見てみたい。
幸村の部屋がみれるかもしれない。

「…來香、満面の笑みを浮かべないで」

バレていた。

「いーよ、旦那に連れてってもらう」
「それまで待ってる♪」

幸村ならなにかお礼をしてくれそう♪

「…はぁ、分かった。
じゃあ旦那呼んできてくれないかな?」
「おぅっ、いいぜっ」

っつぅ事で、グラウンドにいるという幸村の元へ向かった。

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