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小説
男はみーんな伊達男
「おい、そろそろ巡回に戻りたいんだが…」
「はぁーい…
那乃、後でメールするっ!」
「あいあいさー♪」
「じゃあ、万事屋のみなさんも失礼しぅわぁっ!?」

渚が万事屋に挨拶をしていると、
急に総悟が渚の制服を掴み引きずった。

「なっ、なんでしょうか、沖田君」
「いや、マヨがなんか買ってくれるって」
「本当?」
「あぁ、お前江戸初めてみたいだし」

思いもよらないいいことだった。
あの鬼の副長と恐れられ(以下略)

「…」
「…なんだよ、悪ぃな、総悟じゃなくて」
「なんで俺が出てくるんでィ」
「あ、いや、別に、なんでも、」

渚が無言でいると土方は渚の思い人を知ってかそんなことを言った。
だが、この時渚は土方の事を見直していたのであった。


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