原作
トパーズの抵抗。(山ツナ総受け)
今日、女子から聞いた話題。
流行ってるらしい。彼女達の間で。
「宝石言葉?」
「うん」
ふぅん、と困ったように笑うツナは可愛い。今日は獄寺がイタリアに帰っていて、二人きりで帰っているのがすっげー嬉しい。
「今日の昼にさ、女子から聞いたの。宝石に興味あるなんて、今どきの女子中学生ってこぇー」
「あー・・・・俺、ダイヤモンドぐらいしかわかんないんだよなぁ」
お、なら、ラッキーかな。
「ツーナっ!!」
「ん?」
「お前はダイヤモンドだよな!!」
「はぁ?!!」
「んで、俺のは、トパーズじゃないんだ!!」
「???なにそれ??」
「何となく言ってみた!」
「あ、今の宝石言葉??なんて意味?」
「内緒なのなー」
「むぅぅ」
ああ、ほんと可愛い。
ダイヤモンドは『清純無垢』
トパーズは『友情・潔白』
今の、告白だったって、ツナは気付かないんだろーな。
ごめん、俺はトパーズじゃ、嫌なんだ。
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