[携帯モード] [URL送信]
Restriction a game...C


Homunculus、人より優れ、高い能力も与えられ、生まれ持っての天才とも人は言う。
人より体は小さく、フラスコの中でしか生きられない弱き体。

は、 ぁ は

知能有るが故に、イメージ力が高く、逆に体力はあまり無い。

… っ ぐ 、

さて、どうして彼が、フラスコに入っておらず、体も小人のように小さくは無いのか。



横たわり、痙攣する彼の様子を眺めて、考えを増す事は変わらない。今の彼は、イメージの世界で痛みを味わっている。偉く、イメージする物が過酷で卑猥な物が故に、睡蓮は観覧を気に入る。

貴方が弱いと思う弱点が
こうも人に知り渡り 屈辱だとは思いませんか… Rome様

複数に取り押さえられ、首を閉められ、異物を口にイレ込まれ、鞭を奪われ、目が見えず耳が聞こえず、回復をすれば、音が襲い掛かり、耳を塞ぎ…。

… はっ あ 、 ああ ッ

異性が合わない存在(モンスター)に抱かれ。

… 最後には目を刔られる … クス
中々に、ハード ですね
さて、LapisLazuri(ラピスラズリ)

ハイ

狂ったRomeの思考回路を覗きながら、呼んだ者、それは 髪色が青、蒼、碧、水色と寒色色をグラデーションにさせ、その色合いは常に落ち着きを見せてはいない。瞳の色もまた、その名前の通り、LapisLazuriの石が嵌め込まれているような色合い。
細身でいて、肌は白い。呼ばれたと同時に、Romeへと近づき、そっと頭へと手を翳し、瞳には文字が流れ出し、目から頭の周囲に文字が流れてワッカを作り上げた。

Romeに関するData数 0件

!?

一瞬 驚きの顔を睡蓮はするが、次にはクツクツと笑みを込み上げて、LapisLazuriの背後に近付き、髪を掬い上げて弄り出す。

LapisLazuri、君のような優れたMotherComputer(マザーコンピューター)が、一つの情報も取り得れないぐらい この子は謎に包まれているのですか?

極秘Data数 1件

…開ける事は

Passwordが 必要です

(たった、1件、ですか。)

LapisLazuriの髪から手を離し、パチリと指を鳴らせれば、言葉の呪縛から 解放されるだろう。LapisLazuriは、Romeの体を優しく撫でて、起こして上げる。そのまま抱きしめて、優しく トントンと胸元を叩いて、落ち着かせる。Romeの心音は、あやす手により、呼吸と共に落ち着きだす。

僕を、調べたかったので すか ?

沈黙、そして、振り返ると同時に、冷たい笑みを向けられる。「相変わらず」と小さく呟き、LapisLazuriへと凭れ掛かり、大きく肩で呼吸を一つ落とした。

僕が知りたいなら 全て答えてあげます
そんな 回りくどい事しなくても


キィー … っ ガタン !!

…相変わらず乱暴ですね紅蓮

話の邪魔をされた。睡蓮にとっては都合が悪くなる。恐らく…聞かれているのでは無いのだろうかと。冷たい笑みから柔らかく優しい笑みに戻す、普段の自分を、紅蓮に続く白蓮と黒蓮の前では仮面を被るようにと。その表情を、Romeは見逃さない。そしてまた「相変わらず、ですね」とぼやく。

悪りぃ あー… 何か珍しい奴いんじゃん

(…やりにくい…)


へぇ、思ったより身長高くなってんじゃねぇかよ 羊

…(溜息)

白 駄目だよ急にそんな 羊だなんて

睡蓮と紅蓮とは、引き詰めた空気を張らせながら、沈黙状態。紅蓮の後へと続いて入って来た白蓮と黒蓮は、Romeに近付き、しゃがみ込んでは まじまじ と眺め、髪を触るなり、体を触るなりと、Romeを触りたい放題でいる。

触らないで下さい

えー…っ(えっと) だって アンタ(Romeさんを)見てると こう 母性本能が出るって言うか(出るのですよ)

二人して言われまして…も、それに貴方達は女性では無いでしょう

苦笑混じりに俯くRome。この二人に対しては何時もそうだった、ペースを崩されてしまう。その様子にLapisLazuriは首を傾げて、見つめている。そして、LapisLazuriの存在に、白蓮は、ケラっとした笑い方を見せた後に、嘲笑う。そして、睡蓮を一瞬見ては、またRomeに目を戻した。その一瞬に、睡蓮もまた、白蓮へと目をやる。

さー… ってと、 なぁ羊

羊ではありません

Romeさん、良ければ僕達と あっちの部屋に行きませんか?

その言葉に睡蓮の耳がピクリと動く、そして紅蓮へと目を向けて、紅蓮は口元を吊り上げながら笑みを睡蓮へと与えた。

睡蓮兄ぃ、ちょっと 相手してくれよ な?

相手ですか?私が忙しい事は知ってることでしょう?

ツカツカと方向転換し、睡蓮は、更に奥の部屋へと足を進ませた。紅蓮はその様子を見つめて「コンコン…」と両手を頭上に上げ、パタパタと動かせた。双子は口を揃えて「狐」と指差して笑う





−Next 090502/更新

NEXT→

4/9ページ


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!