私の隊長は… 私を救ってくれた人は… もう いない 涙を流すことは許されない 生きろ、生きろ、生きるんだ 「大丈夫かい? 遅くなってすまない。 今まで尸魂界を守ってきた柊隊長に応援を出すのを四十六室が渋っていてね…死神とは酷い生き物だね。」 「あい、染…隊長?」 「僕ならそんな切り捨てる上なんて要らないな。自分の力量を理解してくれ、見捨てない上司を探すよ……」 「……それが、藍染隊長だと?」 「流石というべきだね。 理解が早くて助かる……どうだい?僕と手を組まないかい?」 その手は酷く冷たかった… そして、私の腕の中にいた柊隊長は藍染隊長が来る直前に姿を消した。 藍染隊長は、柊隊長は魂魄消失だろうと私に教えてくれた。 そして、報告は零の隊長は自身の副隊長を庇い。その後、副隊長が虚を倒したという報告をした。 ──柊隊長…貴方の意志、零の意味はちゃんと分かってます。 だから、だから、… 私、生きます 零として── |