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赤の契り
「柊、隊長……」


「ック、バカが…ちゃんと俺の後ろだけ見とけ!」


「でも!」





私を庇って…柊隊長は、怪我を
……柊隊長、虚は私が倒します。





「卍、解!」


「!(卍解!?…こいついつの間に!)」


「朱嵐花霧雨!っ」





卍解を修得してたのには驚いたが…舞の様子が可笑しい。
やはりか………





「ふぅ…やっと出れたわ、あら、ゼンじゃないの!」


「久々にみたがやっぱテメーは赤いな」


「ふふ、今更だな
我を捜しておったんじゃろ?」


「あぁ…頼みがある」
















赤い、赤い、赤い、
草木が…空が、柊隊長は……どこ?





「っ!はっ!柊隊長!!!」


「ガハッ、ック…なぁに…し、んぱいねぇよ……頑張れよ……舞」





虚は三体横たわっていた、
柊隊長は…
私が…刺していた

柊隊長は力無く笑うと地へ落ちていった。




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