空は真っ青に澄み渡ってる…ところどころ白い自由な雲が浮かんでいる。 「ふ、触れないで……私に」 初めて出逢った時はお互い遠い存在だった。 「大丈夫、シカマルなら…大丈夫なの」 それから、だんだん近づけて。 「…俺達、家族だってばよ!」 ナルトのお陰で家族という仲間になれて。 「見てたのは私じゃなくてシカマルだろ?」 テマリさんのアドバイスで自分の気持ちに気がつけて。 「……別に、それよりシカマル……私に構わないで。……迷惑よ」 でも、またシカマルを突き放しちゃって。 「目を醒ませ!!茉奈!!」 でも、シカマルは来てくれた。 「愛してる」 そして、そう言ってくれた。 「!!……」 「何か見えたのか?」 「…ううん♪ねー、大好きだよ!」 「あぁ、愛してる…」 暗い雲はやがて何処かへ遠ざかり、白い雲になる。 茉奈の見た未来はきっと…… END |