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向かい風、追い風C
「あの、今日はありがとうございました!」


「礼を言うのは此方の方じゃん?」


「またな茉奈」


「ま、色々頑張んな!」


「はい!カンクロウさん我愛羅、テマリさんお世話になりました」




ペコッとお辞儀する。
特にテマリさんにはお世話になった。





「じゃ、そろそろ帰るか」


「う、うん///」





木の葉への帰り道、2人の影が砂に伸びる。
私たぶん顔赤いよ。
…心なしかシカマルの顔も赤い。きっと夕陽のせいなんだね。





「真っ赤な夕陽だね。」


「そうだな」


「シカマルの頬も夕陽みたい♪」


「Σっこ、これは!!!」


「なっ何焦ってるの?夕陽の反射で赤いんでしょ?」


「!そ、そうだな……」





互いの想い知るのはテマリのみ。
2人の恋はこれから……



(あれ?やっぱり赤い?)
(夕陽のせ・い・だ!)
(もう、真っ暗だよ?)



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あきゅろす。
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