「クナイはね…ほら、こうやって持った方がいいんだよ…」 「はい!」 此処は、木の葉同盟国砂の国。 たまに、こうやって交友してるんだって。今日は、砂の忍者学校の生徒に木の葉流の忍びの基礎を教える…… 忍者になりたての私だけど基礎なら…と、シカマルとそして、砂の三兄弟の五人を中心に指導に当たる。 「カンクロウさんのそれってなんて言うんですか?」 「傀儡じゃん!」 「へー」 「傀儡を知らないのか?」 「あ、風影様!」 「……我愛羅」 「へ?」 「我愛羅でいい……それより、忍びのくせに傀儡を知らないのか?」 「私、忍びにはほんこの間なったんでまだまだ、知らないことがいっぱいなんです。」 「で、こんだけ指導出来るんじゃん!?」 「基本は出来ます」 「…スゲーじゃん!」 カンクロウさんに誉められた。 3つもの傀儡を操れるカンクロウさんの方がもっともっと凄いと思うけど。 「茉奈は熱心だな」 「それはあいつも同じじゃん」 カンクロウさんと我愛羅の目線の先には、シカマルとテマリさん。 ズキン ?…… 胸の奥が痛む気がした━━… |