コンコン
「……」
何の物音も無い…ナルトはいないのか?
シカマルが溜め息一つ溢し、火影室の扉を開けた。
其処には、涎を垂らし寝ているナルト。
「ッタク、めんどくせー
起きろナルト!任務貰いに来たんだからよ!」
「ムニャ、サ、サクラちゃ〜ん
……ぐっ、苦しいってば!」
………
一体どんな夢みてるの?
「…ナルトさん、起きて下さい!」
「ナルト、起きろ!」
ナルトを起こすこと小一時間…
「グッモーニング!
シカマル、茉奈!」
「「…ι」」
その後、シカマルは任務を貰う(←奪う)と直ぐに消えてしまった。ドロンって音がして忍者ぽかった←忍者です。
「わりぃ、わりぃ…起こしてくれてサンキューだってばよ!」
「い、いえ。ナルトさんに頼みがあるんです。」
「……」
「あ、あの〜
ナルトさん?」
「やだ!」
「へ?」
「やだだってば!」
……
まだ、何にも言ってないよ…
駄目だ、泣きそう
涙なんかとうに枯れたというのに… |