ColorfulDays!
◇
「サーブは緑間さんからでいいよー!」
ネット越しで笑顔で言うあかり。そんなあかりに対して緑間さんは顔を顰める
「随分と余裕だな。女だろうとこっちは容赦しないのだよ」
「それはそれは光栄ですね!むしろ潰すつもりで来て下さい」
そう言って挑発的な表情を向けるあかり。
お、いい感じに試合モードに切り替わってるね
「ったく、生意気な奴なのだよ」
そう言って渾身の力でサーブを打つ緑間さん
「早いっ!!」
桜花先輩が驚いた表情を浮かべる
「あの長身ですもんね。鳳君のスカッドサーブといい勝負かも!」
でも、相手が悪かったですね緑間さん
「えいっ!!」
難なく打ち返すあかり
「あのスピードボールに追いついた!?」
黄瀬さんがあかりの足の速さに驚く
「さすが全国二連覇してるだけあるわねー!」
ピンクの髪の子も驚いてるようだった
「それくらいのスピード…こっち側にもゴロゴロいるのだよ!」
「でしょうね!」
緑間さんの返球に見事なアクロバティックプレイで応戦する
「あの巨乳やるじゃねーか。よくみりゃ顔も可愛いし」
「もードコ見てるのよ!」
色黒さんのあかりを見る目がなんとなくいやらしい気がする…
ピンクの髪の人も大変だなぁ。てかあの女の子の名前なんて言うんだろ?
「にしても、緑間君の命中率半端ないわね。ラインギリギリの所を正確に狙ってきてる。」
2人のプレイを見ながら呟く美月先輩
「ただ、あかりはどんな球だろうと追いつく常人離れした脚力とスタミナを持った選手。この試合あかりの精神力が一番の鍵となるわね」
桜花先輩も呟く
確かにこの試合あかりの精神力にかかってる。あかりの精神力が切れたその時は…
「スタミナならこちらも負けないのだよ」
.
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!