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ColorfulDays!



「決まりだな。必殺技も使えない状況で絶対的な身体能力の差がある相手を目の前に勝機はないのだよ。所詮ナンバーワンと言っても女子テニス界という狭い世界の中だけの話だったのだよ」

「いや…」

「?」


赤司の反応に疑問を浮かべる緑間








「レールガン…だっけ?打ってきてもいいんスよ?」

「まだ遠慮しときます!」

「出し惜しみして負けても知らないっスよ?」

「それはないから大丈夫です!」

「ほんっと威勢がいいっスね。そういう子嫌いじゃないっスよ!」






激しいラリーは一向に止む気配はなくお互いのスタミナもきれる気配はない

試合はどっちも譲らずな展開になった




かのように見えたがその展開を打ち破るようにりり子が笑みを浮かべた






「そろそろこの展開にも飽きてきたんでちょっぴり本気出します…!」

「は…?」



身体中の神経を全て一点に寄せ集めるイメージをする

するとりり子の体に纏わりつくようにオーラが現れた






「きた…!」

桜花がりり子の姿を見て期待を膨らませた笑みを浮かべる。それと同時に鳥肌が立つ感覚に陥る

それは桜花以外のレギュラー陣も同じだった





「すげー…なんだあれ?」

青峰もりり子の姿から目が離せなくなっている

「体中にオーラが…」

黒子も目の前の光景に瞳を見開く



「…!」

さすがの赤司も予想外の状況に今まで表情一つ変えなかった顔に冷や汗が流れた






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あきゅろす。
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