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ColorfulDays!





「丸井、赤也!貴様ら練習をサボってなにをやっている?」

「げっ、副部長…!」

「本人のご登場か…」



怒鳴り声が聞こえてきた方を向くとそこには眉間に皺を寄せている怒りのオーラを身にまとった弦ちゃんが立っていた。



「弦ちゃ…じゃなかった真田さん!!」



一応TPOは弁えなきゃね


こっちに気付くよう手を振るとそれに気づいた弦ちゃんがこっちに向かって歩いてきた。




「久しぶりだなりり子。柳生から話しは聞いた。こんな所までどうした?」

「ちょっと弦ちゃんに聞きたいことがあってね」

「そうか。それならば事前に連絡を入れろ。部活中に来られても迷惑だ」

「何回電話しても繋がらなかったんだけど」

「普段使わない時は携帯の電源は切ってあるから当たり前だ」

「それってなんの為の携帯!?てか矛盾したこと言っといて開きなおってんじゃないわよ!!」



呆れた…

これだからアナログ人間は困る



「やぁ、楽しそうだね。なんの騒ぎだい?」



弦ちゃんと言い合いになっていたら突然誰かの声が降ってきた。



「幸村さん!!」



声をした方を向くとそこには穏やかな笑みを浮かべた幸村さんが立っていた。久しぶりに再会した嬉しさから小走りで幸村さんに駆け寄る



「退院されてたんですね!よかったぁー!」

「りり子にも色々心配かけたね。もう大丈夫だから」

「あれ?幸村君とレールガンって知り合いだったの?」



幸村さんと私のやり取りを見ていた丸井さんが不思議そうに問いかけてきた



「あぁ、真田繋がりでね。りり子とは小学校からの付き合いなんだ」

「へぇー」






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