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ColorfulDays!



合宿を終えた翌日。レギュラーは昨日までの合宿生活で疲れが溜まってるだろうということで顧問の先生が今日一日休みをくれた。そんな貴重な休みを利用して私はある場所にやってきた。



「おー、やってるやってる!さすが王者立海大。練習風景もハンパないなー」


そう。やってきた場所は神奈川県にある立海大付属中学校。昨日あかりに告げた通り【あること】を弦ちゃんに確かめるためにはるばる電車を乗り継いでこんな遠い場所までやってきたのだった。



「弦ちゃんはどこかなーっと」



目の前の一面に広がるテニスコートの中からそれらしき人物を探す



「誰かをお探しですか?」

「へ!?」



コートを見渡していたらいきなり後ろから声をかけられた。振り返るとそこには眼鏡をかけた茶髪の男が立っていた



確かこの人は…紳士(ジェントルマン)の柳生比呂士さん…だっけ?




「あ、すいません!えっと、私真田弦一郎のイトコの者なんですけどちょっと用がありまして…」

「あぁ、真田君の親族の方ですか!わかりました。真田君の所までご案内しましょう」

「あ、どうもです!」




おー!さすが異名が紳士なだけあって親切な方だ!

制服着たままウロウロしてると周りの目が気になるし助かった




「失礼ですが…貴方はもしかして青学のレールガンの水原りり子さんでしょうか?」

「そうですけど…私のことを知っているんですか?」

「もちろんです。女子テニス界ナンバー1の貴方は男子テニス部の私達の間でも有名人です。それに私と近いパッシングショットを必殺技としてるところから個人的にも注目してました」

「そ、そうなんですね!柳生さんの必殺技ってレーザービームでしたっけ?」

「ご存知でしたか。いずれ機会がありましたお手合わせ願いたいです」

「喜んで!こちらこそよろしくお願いします」


そんな会話を交わしながら弦ちゃんのいる目的地へ向かった







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あきゅろす。
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