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ColorfulDays!



「赤司さん…」


後ろを振り向くとそこには初めてこの合宿所で出会った時と同じ風格を身にまとった赤司さんが立っていた

ただ最初の頃と違うのは私自身その風格に恐怖心がなくなったって事だ





「ご、ごめんなさい!ちょっと桃井さんお願いします」

そう青峰さんに告げて桃井さんを預けると私は赤司さんの所へ駆け寄った




「一週間お世話になりました」

「こちらこそ色々と楽しかったよ。ありがとう」

「こ、こちらこそ」



お礼を言われるなんて思ってなかったから、赤く染まった頬を隠すように下を向く


てか今さら思ったことなんだけどいつの間に赤司さんは私の事を呼び捨てで呼ぶようになったんだろ…




「全国大会りり子の活躍期待してるよ」

「あ、うん!頑張ります!」

「最後に、携帯番号聞いてもいいかな?」

「え!?」




思考が一時停止した。


まさか番号を聞かれるなんて思ってなかったから





「私のでよければ…!」


ポケットからスマホを取り出して赤外線の画面を開く。


赤司君も携帯を取り出して携帯を向き合わせる


スマホの画面に登録完了しましたの文字が映った




「それじゃ俺はもう行くよ」



用件が済んだからか私に背を向けて自分のバスに向かう赤司さん



段々遠くなってく赤司さんの背中を見つめていたら無意識に…本当に無意識に口が開いた






「せいちゃん!」





驚いたように赤司さんが振り向く











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あきゅろす。
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