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ColorfulDays!



「きーちゃん、りり子ちゃんの事気に入ったのかな?」



今の黄瀬の行動を目の前で見ていた桃井が黒子に問いかける。



「どうでしょうね。仮にそうだとしたらきっかけは昨日の練習試合だと思います。」

「あー確かに!あの練習試合の後からやけにきーちゃんりり子ちゃんに絡んでる気がする」

「黄瀬君の周りにはいないタイプの女の子だろうし、色んな意味で黄瀬君に刺激を与えるには充分だったんじゃないでしょうか」

「そうだね。それにすっごく可愛いし!初めて食堂で見た時お人形さんかと思ったもん」

「そういえば昨日からずっとりり子ちゃんの事可愛いって言って騒いでたぞ」


後ろを歩いていた桃井と黒子の会話に突然割り込んでくる青峰


「わっ!大ちゃん聞いてたの!?」

「お前の声がでかいからここまで聞こえたんだよ。けど、深い意味はないんじゃね?あいつちょっと気に入った女見つけたらいつもそういう事言ってんじゃん」

「てかりり子可哀想ー!美月先輩にあんなに睨まれちゃって」

「そうだねー。きーちゃんがりり子ちゃんの手を掴んだ時美月ちゃん怒ってたもんね」


さっきの光景を思い出しながら苦笑いを浮かべ る。




「でもあかりちゃんはいいの?きーちゃんの事気に入ってたみたいだけど…」

「へ?なんでですか?」



桃井の言葉にきょとんとするあかり



「え?なんでって…さっきあんなにきーちゃんの事で美月ちゃんと言い合いになってたじゃない」


予想外のあかりの反応に唖然とする桃井。それに対してあかりは明るい声色で返した。



「あぁ、違うの違うの!黄瀬君に対しては憧れみたいな感情でガチで好きなわけじゃないのー!」

「ただのミーハーだったって事ですね」


表情には出てないがあかりの返答に黒子は呆れていたみたいだった



「それにー、あかり自分の恋愛には興味ないの!」

「どういう事?」

「あかりはね…ボーイズラブが好きなの!」


突然落とされた爆弾発言に三人は一斉に固まる。




「ボ、ボーイズ…ラブ?」

「ど、同性愛…?」

「明るくとんでもない事を口に出しましたね…」



あかりの発言に3人はドン引き状態。
青峰はあかりと絡ませてた腕をそっと外した。


「そう!所で青峰君と黒子さんは今後付き合う予定はないんですか?」

「ねーよ!!」

「ありえないです」

「(あかりちゃんってなんだかすごい子だわ…)」




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