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ColorfulDays!




「ん?なにやら中が騒がしいな」


「本当ですね。何かあったのかな?」


食堂の中から何やらワイワイ賑わってる声が聞こえる

ガラッと扉を開いたらあかりが満面の笑みを浮かべてこっちにやってきた







「りり子ーー!!見て見てーー!!黄瀬君と写メ撮っちゃった!!」


そう言ってスマホを顔面に近づけてきた

画面を見るとそこには金髪のイケメンとあかりのツーショット姿が並んでいた



「なにこれ…?」


スマホを片手に持って固まる。



「黄瀬君!この子がりり子だよー!!」


「へ!?キセ…?」


顔を上げるとそこにはスマホの画面に映っていた人物と同じ人物がいた

身長たっかー!!首が痛くなる


「あれ?この子さっき間違ってミーティング中に食堂に入って来た子ッスよね?」


「え?あ、あぁ、さっきはすいませんでした」


ペコリと頭を下げる


「いやいや、全然気にしてないっスよ!君の名前は?」


「あ、水原りり子です」


「りり子ちゃんっスね!これから一週間よろしくっス」


「あ、よろしくお願いします…」


目の前のイケメン君になんとなく圧倒される。

確かにあかりと美月先輩が騒ぐぐらいイケメンさんだわ…


「しかしみんなレベル高いっスね!今まで可愛い子は沢山見てきたけどその中でも格段に可愛い子揃いっス」


「やだぁー黄瀬君!そんな事言っても何もでないからね!」



そう言って黄瀬さんにボディタッチする美月先輩

あ、さっきまで練習でボロボロになっていた化粧が完璧になってる…いつの間に…



「黄瀬。無駄口はそこまでにして早く席に着け」

「すまっせんっス〜!!」


黄瀬さん以外のバスケ部員はみんな席に着いているようで赤司さんの言葉に黄瀬さんは焦りながら青い髪の人の隣の席に座った


「りり子。あんたもよ」


桜花先輩が睨みながらこっちを見てることに気付き私も急いで席に着く


全員が席に着いたことで「いただきます」の声が食堂に響き渡った




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