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ColorfulDays!



「すまない、待たせたね」


扉を開けて一番に食堂から出てきたのはさっきの赤髪さんだった。




「あ、いえ」


「部長は君…じゃないよね?」


「あ、部長は」




後ろにいる神子先輩に顔を向けると神子先輩が赤髪さんの前に出てきた


「青春学園3年の女子テニス部部長椿神子です。これから共同生活をしてく上で一週間よろしくお願いします」


「帝光中学3年男子バスケ部部長赤司征十郎。こちらこそよろしく頼むよ」





赤司…征十郎?

どっかで聞いたことあるような…




「所で初対面でいきなりこんなことを言うのはなんだが廊下にいた君たちの騒ぎ声がうるさくてこちらのミーティングの妨げになっていた。

はしゃぎたくなる気持ちはわかるがもう少し周りに配慮が出来る程度まで押さえてくれると助かる」


私達を見渡しながら表情一つ変えずに淡々と言い切る赤司さん




うわぁ…これって私とあかりと美月先輩のことだよね?

やっぱ中まで声届いてたんだ…





「そ、それは申し訳なかった。これからは気をつける」



たじたじと神子先輩が赤髪さんに頭を下げる



「よろしく頼むよ」


そう小さく微笑んで他の部員達を引き連れて行ってしまった


あかりと美月先輩も赤髪さんに圧倒されたのかさっきまでうるさかったのが嘘のように大人しくなっていたっていうより固まっていた


なんだかこの合宿荒れそうな予感…?




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あきゅろす。
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