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ColorfulDays!





「私とあかりの二人部屋だねー!よろしくー」

「こーいう時って必ずりり子と一緒になるよねー!あかりは嬉しいからいいんだけどっ♪」

「私もだよー!」




お互いに和気藹々とはしゃぎながら持ってきた荷物の整理をする。


これからこの景色が綺麗な場所で練習することを思うと楽しみで仕方ない!!
東京だと人目を気にしてジョギングとか出来なかったけどここなら出来そう!朝はいつもより早めに起きてジョギングしようかなー




「ねえねえ!」



悶々とこれからの練習メニューを頭で膨らませていたらいきなり横から肩を揺さぶられた



「なによー?せっかくこれからの楽しみに心躍らせてたのに」

「え!?心躍らせてたってことはやっぱりりり子も楽しみだったの!?」

「そりゃそうだよー!こののんびりとした環境の中で練習をすることを考えるとワクワクがとまらないー!!」



そう目を光らせながら言うとあかりはあからさまに顔を顰めた。


え?なにこの空気。私なんか変な事言った?




「違う違うー!あかりが楽しみなのはそんな事じゃなくてー」

「え?じゃあなにさ?」


そう問いかけるとあかりは さっきまでのにやけた明るい表情に戻り…


「この合宿の一番の楽しみと言えばキセキの世代に会えることでしょーーーー!!」


そう言って目を輝かせた



「…あぁ、それね」


「なに!?その反応!?言っとくけどねー本当にイケメソ揃いなんだからー!!」


「はいはい」


「しかもキセキの世代には今をときめく人気モデルのーーーって聞いてる!?」


「聞いてる聞いてる」


あかりの言葉を聞き流しラケットを持ってドアノブを開けた


はぁ、初日からどっと疲れが出てきた…




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