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ColorfulDays!



「ヤバイヤバイヤバイ!!遅れる遅れる!!桜花先輩にいびられる!!」




登校途中ようやく意識が覚醒した私は全速力で通学路を通過する

ったく朝練前から疲れてどうするんだっつーの!

こんな思いせずに済むのならもっと早く起きればいい話しなんだけど、いかんせん私には学習能力というものが欠落している


必死に走っている目先になにやら私と同じく慌てて走ってる人物を発見した

あの後ろ姿は…




「リョーマ君!!」



手を大きく振りながら呼びかけると、リョーマ君は気だるそうな顔で振り返った



「…はよーッス」


「リョーマ君も寝坊?」


「そんな所ッス…」


「ったくもー!寝坊ばっかしてたらいけないんだゾ!手塚部長怖いんだからー!」


「それ水原先輩に言われたくないッス!」


「なにー!?私の遅刻は寝坊が理由じゃないもん!おは朝に見入っちゃって遅くなってるだけだもん!!」


「遅刻は遅刻じゃないッスか!!」


走りながら口論をしてる私達を見て通り過ぎていく通行人は驚いた顔で振り返っていた





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あきゅろす。
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