華城学園高等部
3
「は!?何言ってんの、バカか!!」
そう言って俺の鳩尾を一発殴る
・・・地味に痛い
本気でやってんだろ。
「はっ、ごめんごめん」
そう言いながら頭を撫でてやるとブスっとした顔になった
「うっせ」
狂矢自身はそうは思ってないだろうけど、結構照れてるぞ。
てか俺自身頬が緩むのがわかる
「何笑ってんだよ」
「ん?・・・狂矢が可愛すぎっから」
そう言って額のあたりにキスしてやるとまた照れる。
どんだけ可愛いんだよ・・・
「んんっ・・」
俺は少しの理性を保ったまま狂矢を引き寄せて深いキスをした
「はっん・・んン」
離すと2人の間に銀色の糸が結ばれた
・・・エロ。
「バカ・・//」
「ばかじゃねーよ・・・、あ」
ふと目に入った時計を見てみると、いつのまにか夕方5時を過ぎていた
そして俺は立ち上がった
「どうした?」
「ちょっと走ってきていいか?今日部活無いらしいんだわ。鈍るしな」
そう言うと少し狂矢の顔が曇ったが
「・・行ってこいよ」
「ははっ、そんな顔すんな。すぐ帰ってくっから」
俺は適当に着替えてから部屋を出た
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