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華城学園高等部
10

しかたなく俺はマイクに顔を近づけた


『・・え、一応よろしく?』

面倒臭いと思いながらも一応笑ってやった


ガタガタッ




・・・なんで倒れるの。


「バカ!!」

ステージ袖にいた狂矢がズンズンと来て怒られた

「何ほかのやつに笑顔振り撒いてんだよ・・」


ギュッと腰辺りに抱きついてきた。
そして生存していたやつらも倒れた



「ごめん・・・」

「翔吾はかっけーんだし、少し天然だし・・・バカか!!」


「ひどっ・・・」

てか最後の意味わかんないぜ。





「・・・そろそろどうにかしてもらっていいですか?」

「市原・・・」


狂矢がめんど臭そうに振り返った

「あ、龍崎君?・・は、僕のこと知りませんよね。寝てましたし」


「あ、すみません・・・」

優しそうな人だな・・・

敬語だし。



「クス、いいですよ。僕は市原 竜苑(イチハラ リュウエン)。一応生徒会長やってるのでよろしくお願いします」


「あ、よろしくお願いします・・」

俺が返事をすると市原って人は狂矢ほうに向いた



「体育館中が大変になってるいるので起こしてもらっていいですか?」


確かに体育館中のやつらは1/3くらい倒れてる。


「・・・めんどくさっ」

そういいながらも狂矢はマイクを手に持った

.




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