華城学園高等部
7
「え、何。知り合い?」
「・・まあ」
なんたって俺の恋人なんだから
『こっち来いよ』
狂矢はマイク越しに話す。
だから体育館中に響いてる
「俺が?」
『そ。』
そこで問い詰めるのも面倒くさくて、立ち上がって歩き出した。
俺が寝る前までざわざわしてた体育館がすげぇ静かになってる
歩きずれぇんだけど。
そんなことを思いながら俺はステージの上にいる狂矢のほうに目を向けた
・・・すげぇ俺のこと見てる。
俺は少し笑ってみた
そしたら狂矢も少し笑ってくれた
・・・可愛いなあ。
ガタガタッ!!
突然椅子が倒れる音がしたと思ったら、倒れてるやつがたくさんいた
・・・・なんで。
しばらく沈黙や何かの空気の中を歩いて俺はステージの前まできた。
そこで止まっていると上がって来い、と仕草をしたので俺はステージの上まで上がった
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