華城学園高等部
6
入学式が始まってから直哉は静かになったが、周りは反対にうるさくなった。
うっせぇよ
入学式が始まってからすぐに生徒会長の話になった
「「きゃあ――!!」」
何。
うっさ・・・
「あの人生徒会長の市原 竜苑(イチハラ リュウエン)って人。龍崎編入生だから知らないだろうけど」
「ふーん」
別に興味ない。
俺は周りの五月蝿さと眠気に負けて瞼を閉じた・・
横で直哉が何か言ってたが、そんなの耳に入らなかった。
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――――――――
――――
「・・き、龍崎!!」
「んあ?」
俺は直哉に揺さぶられて起きた。
何、もう入学式終了・・・?
・・・まだ終わってねぇじゃん
「何かめっちゃ見られてんだけど」
そう言って直哉は舞台の方を指差す
俺はその指に沿って視線を移した・・・
「は?」
俺はまた眠くて重い瞼を驚異の目にしてるだろう。
『よお、やっと起きたな』
・・・狂矢がいんだからさ。
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