華城学園高等部
3
「龍崎、お前新入生だろ?こんなとこで止めちまってわりぃな。もう行っていいぜ」
「あ、はい。すんません」
・・・元気な先輩だな。
そんなことを思いながら俺は体育館に向かった
体育館ではすで多くの1年が席に座っていた
俺は適当に後ろらへんの席に座った
「あんた転入生?」
「んぁ?」
座って間もなく、隣のやつに話し掛けられた
・・・・誰。
「見ない顔だったからさ!あ、俺南 直哉(ミナミ ナオヤ)ね。名前で呼んじゃっていいからさ。あんたは?」
「・・龍崎翔吾。わりぃけど名前で呼ばないでくれ」
いちいち言うのめんど。
何か放送とかで言えねぇのかよ
「えー、なんで?友情深めようと思ったのに!!」
いちいちこんな反応見るのもめんどくさいしな・・・
「ごめんごめん、てか俺お前のこと名前で呼んでいいのか?俺呼ばせねぇのに」
「え、何?なんか気使ってくれてんの!?」
「・・・ちょっとは」
「〜〜〜っ」
何、その表情。
「龍崎〜〜!!お前いいやつだな!」
ガバッ
そう言った瞬間に抱きついてきた
しかし俺がそんなに何回も易々と抱きつくのを認めるわけがない。
「何で!」
「いきなり抱きついてくっからだろ」
俺は直哉が飛び掛かって来たのを阻止のだった。
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