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反逆アリス


それからしばらくして、迷彩君達が帰って来た。
どうやらこの二人は俺の言うことを信じてくれるらしい。

「そりゃこの目で見ちゃったからねー・・・。」
「・・・・・・。」

「うん、まぁ落ち込むなって。」

迷彩君ががっくりうなだれてる横で、赤髪の子(多分俺のが年上)は無表情を貫いている。

「・・・あのさ。」
「何?」

「俺様達どうしよう。どうやって生きたら良い?あんたなら分かるでしょ。」

若干圧力掛けられて引いたけど、そうだよな。
こんなコンクリートジャングルでこの戦国時代の方々が生きていけるとは思えない。

一部を除いて。


「そこの銀髪のお兄さん!テレビを分解しようとするな!!」

この人ならすぐ適応しそうだ。

「そっちは喧嘩しない!家壊したら殺すぞ!!」

ていうか俺が彩柊に殺される。
父さんの大事な遺産なんだから。


「えーと、じゃあ家住む?無駄に広いし、暴れないなら俺はそれでも良いし。」
「良いの?悪いねぇ。」

瞬間、よっしゃ!と言いそうな顔をした迷彩君。
やっぱり策士か!

「ありがとー御影ちゃん!!」
「あははは・・・。」

ちゃん付けって癖なのかな。
なんか居心地悪いぞ・・・。

「・・・・・・。」
「ん?そんなに畏まらなくて良いから。」

赤髪君が深々と頭を下げる。


「さて、後そこで光合成してる人と喧嘩してる人達と・・・、猿まわししてる人。こっち来い。」

何この集団。俺大丈夫?

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あきゅろす。
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