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反逆アリス





「ていうかさ、なんで海?今まだ5月だよ?」
「彩柊、過ぎた事は良いじゃないか。ほら見てごらん、幸村君達のはしゃぎよう。」

「子供か。」

ご察しの通り、旅館近くの海までやって来ました。
さすがに泳げるような暖かさじゃないけど、砂浜ではしゃぎ回るみんなは楽しそうだし。


「Ya-haaa!Let's party!!」
「うおおぉぉお!!みなぎるぅぁああ!!」

はしゃぎ回・・・・・・、はしゃぐ?
・・・・・・うん、楽しそうだな。
なんかこう、雷とか炎とか見えるのは幻だ。きっと疲れてるんだ。

「おぉ・・・、日輪よ・・・。」
「・・・・・・?」
「良い天気だなぁ、夢吉!」

あれ、光合成してるメンバーが増えたような・・・。

「ところでさぁ、鬼の旦那が沖まで泳いで行ったけど、大丈夫?」


・・・・・・・・・・・・え?

「ちょ、元親くーん!?風邪ひいちゃう前に戻ってらっしゃーい!?」
「そういえば昨日から海に飛び込みたそうにしてたね。」

「この寒いのに!?・・・・・・信じらんない。」


俺も信じられない!
元親君マジでカムバッーク!!

まさか泳ぐなんて思ってなかったから、着替え全部旅館に置きっぱなしだよ!?




「・・・とりあえず、一旦戻ってから温泉街散策しようか。」
「そう、だね。」

温泉街って懐かしい感じの建物が多くて良いよな。

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あきゅろす。
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