反逆アリス 2 という訳で皆さんに刃物を仕舞ってもらい、リビングのソファーに座らせる。 俺に敵意が無い事も証明した。 なんか、青い子と赤い子が若干怯えてるような気がするけど、俺何もしてないよ? 「えーと、とりあえず君達はゲームっていう・・・、カラクリの中からこっちの世界に来てしまったらしいね。聞いてる?」 「一応。」 「で、ここはもう平和だし、戦乱の世は終わってる。刃物を持ったら違法だし、君達のように主従関係も無い。人は皆平等だ。」 そこまで、話したところで、迷彩君ともう一人、赤髪の青年が消えた。 ・・・忍者かな。確認しに行ったんだろうけど、真面目そうだし大丈夫かな。 「俺は詳しくないけど、弟なら分かりやすく説明してくれると思うよ。」 「ところでよ、Honey.」 はにー?・・・いや、とりあえずスルーで良いか。 「何?えーと、伊達政宗君?」 眼帯をしてルー語を話す伊達政宗だろう青い子に反応すると、こう言った。 「ここが俺達のいた所とは別の世界って事はわかった。だが、どうして俺達はここに飛ばされた?」 「いや、・・・それが分かれば苦労しないだろ。」 俺だって知りたいさ、いきなりこんなイケメン武将達が家の中で暴れてんだからな! ていうかお前ら静かにしろ。 えーともしもし、彩柊? 俺一人じゃ対処出来ないから早く帰って来て。 あ、後さ、バサラってどこにあるかな? 続く [*Back] |