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反逆アリス




という訳で皆さんに刃物を仕舞ってもらい、リビングのソファーに座らせる。
俺に敵意が無い事も証明した。

なんか、青い子と赤い子が若干怯えてるような気がするけど、俺何もしてないよ?

「えーと、とりあえず君達はゲームっていう・・・、カラクリの中からこっちの世界に来てしまったらしいね。聞いてる?」
「一応。」

「で、ここはもう平和だし、戦乱の世は終わってる。刃物を持ったら違法だし、君達のように主従関係も無い。人は皆平等だ。」

そこまで、話したところで、迷彩君ともう一人、赤髪の青年が消えた。
・・・忍者かな。確認しに行ったんだろうけど、真面目そうだし大丈夫かな。

「俺は詳しくないけど、弟なら分かりやすく説明してくれると思うよ。」
「ところでよ、Honey.」

はにー?・・・いや、とりあえずスルーで良いか。

「何?えーと、伊達政宗君?」

眼帯をしてルー語を話す伊達政宗だろう青い子に反応すると、こう言った。

「ここが俺達のいた所とは別の世界って事はわかった。だが、どうして俺達はここに飛ばされた?」

「いや、・・・それが分かれば苦労しないだろ。」

俺だって知りたいさ、いきなりこんなイケメン武将達が家の中で暴れてんだからな!

ていうかお前ら静かにしろ。



えーともしもし、彩柊?
俺一人じゃ対処出来ないから早く帰って来て。
あ、後さ、バサラってどこにあるかな?

続く

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