反逆アリス 2 やって来たのは、何て言うかご立派な旅館でした。 え、写真で見たより豪華な気がするんだけど・・・。 「Wonderful.」 「でっけぇ屋敷だな。なんだ此処は?」 「簡単に言えば宿屋みたいなものだよ。まぁ色々違うけどね。」 俺、なんか取締役に足向けて寝れないかも。 土下座して寝たい。 旅館の中も素晴らしかった。 「うわー、海が見える!」 「海が俺を呼んで・・・。」 「無いからとりあえず落ち着け馬鹿共。」 10畳くらいあるかな。 眺めの良い最上階で、高そうな掛け軸もある。 ・・・・・・和風ゴスロリも良いかもしれない。(職業病) 「じゃあまずこれから部屋割を決めるよ。」 「みんな一緒じゃないのかい?」 「最大5人部屋までしか無いんだよ。だから兄貴と4人、僕と3人が同室。」 何人かブーイングを飛ばしてるけど、そんな俺と一緒は嫌か! 前科があるのは謝るから止めて!! 「御影ちゃん的外れな考えは止めてね。」 「読心術も止めてね佐助君。」 そんな訳でみんなが騒いで纏まらないから、彩柊の独断と偏見で部屋割が行われた。 実力行使ってたまには大事だね。 結果、俺の方には元親君、慶次君(と夢吉)、政宗君、幸村君。 彩柊の方に元就君、佐助君、小太郎君。 あれ、なんか騒がしい人達押し付けられた気がする。 [*Back][Next#] |