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反逆アリス


やって来たのは、何て言うかご立派な旅館でした。
え、写真で見たより豪華な気がするんだけど・・・。

「Wonderful.」
「でっけぇ屋敷だな。なんだ此処は?」
「簡単に言えば宿屋みたいなものだよ。まぁ色々違うけどね。」

俺、なんか取締役に足向けて寝れないかも。
土下座して寝たい。




旅館の中も素晴らしかった。

「うわー、海が見える!」
「海が俺を呼んで・・・。」
「無いからとりあえず落ち着け馬鹿共。」

10畳くらいあるかな。
眺めの良い最上階で、高そうな掛け軸もある。

・・・・・・和風ゴスロリも良いかもしれない。(職業病)

「じゃあまずこれから部屋割を決めるよ。」
「みんな一緒じゃないのかい?」

「最大5人部屋までしか無いんだよ。だから兄貴と4人、僕と3人が同室。」

何人かブーイングを飛ばしてるけど、そんな俺と一緒は嫌か!
前科があるのは謝るから止めて!!

「御影ちゃん的外れな考えは止めてね。」
「読心術も止めてね佐助君。」


そんな訳でみんなが騒いで纏まらないから、彩柊の独断と偏見で部屋割が行われた。
実力行使ってたまには大事だね。


結果、俺の方には元親君、慶次君(と夢吉)、政宗君、幸村君。
彩柊の方に元就君、佐助君、小太郎君。

あれ、なんか騒がしい人達押し付けられた気がする。

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