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反逆アリス


まぁ一悶着あって、俺は元親君と佐助君(まだ良識ありそうな人達)
を引き連れてテレビの買い出しに来ていた。


「まず最初に言っとくよー。俺の側を離れない。飾ってある商品にむやみに触らない、壊さない。あとは騒がない。良いですかー?」

「はーい。」

良いお返事です佐助君。
頭撫で回したい・・・じゃなくて。

「元親君も良い?」
「おう!」

良い笑顔ですアニキ。
彩柊いわく、今回の要注意人物らしいけど・・・。
何となく分かるけど!

行く所が行く所だからな。

「ねー御影ちゃん良い?」
「ん?何、佐助君。」

「この、ようふく?って緩くて動きづらいんだよねー。」

いや、それは多分俺の服(LL)を着てるからなんだけどな。
佐助君は恐らくY体型のMサイズだし。

「・・・もっと体に合った服が欲しい、とか?」
「そーそー。御影ちゃんの借りてるから仕方ないんだけど、じーんずだっけ?せめてこっちは・・・。」

「御影、俺も丈が合う衣装が欲しいぜ。家にいる奴らも動きづらそうだったしよー。」

丈が合わないのは七分だからだけど・・・、って言ってもわからないよな。
まぁ下がぶかぶかなのはやばいだろうなぁ・・・。ベルトでなんとかしてるとしても。

「了解、ついでにみんなの服も買おうか。」

我が家の財布の紐は緩いです。
主にファッション関係。

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