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ああ、気分が悪い。
先程大人ランボにアレ(口に出したくない!)をされてからもう最悪だった。

ランボは消えたものの、未だに顔の熱は収まらないし、涙まで出てくるし!
あぁもう、次会ったら咬み殺す!





「大丈夫ですか、雲雀さん?」

「沢田…、」




うわ、雲雀さん涙目だし!顔も赤い…しかも自分の両腕ギュって握ってるし!可愛い!
畜生、ランボが羨ましい!





「もうあの変態は退治しましたから、安心してください。」

「んー…。」



内心とは裏腹に、冷静な態度で恭に接する綱吉。だが、その心中は小さな家庭教師にはモロバレだった。

涙目の恭の目尻を指で優しく擦ると、恭は穏やかな表情になった。


しかし、そんな二人のオイシイ状況を見逃す人はいなく、リボーンは綱吉に跳び蹴りをした。

「いッ!」



「10代目ッ…、羨ましい…!」

「独り占めはいけないのな、ツナ。」

「いいとこ取りすんなよダメツナが。」


そんな三人に、綱吉は蹴られたとこを擦りながら「羨ましいだろ?」という視線を送り、恭の肩を軽く抱いた。




「(う、わッ)ちょ、沢田…離して。」

「えー、やです。」

「みんな、見てるからッ…!」




お願い、離して。そう恭が小さく言うと、綱吉はしぶしぶと離した。



「もう、何なの…?」



疲れた、そう呟くなり、恭はリボーンの元に行った。




「僕、もう帰る。」

「そうか。」




すんなりと帰る許可がでたのでビックリだ。すると、ちょっとしゃがめ、と言われたのでしゃがんだ。

次の瞬間に赤ん坊の顔のどアップが。

唇に温かいものが触れたと同時に周りから三人の驚いた声が聞こえた。




「じゃーな、雲雀。」



小さな手で唇を撫でられたと同時にこの状況が理解できた。






「ッ…、もうやだぁぁぁぁぁあッ!!!」






恭は真っ赤な顔で口元を抑え、叫びながら走り去っていった。





「おい、リボーン!!」





綱吉の声が当たりに響き渡るのだった。














「京子ぉ!」

「わ、どうしたの恭弥!?顔真っ赤だよ!」

「今日は厄日だぁぁぁ…!キスされた…!」


初めてだったのに!そう叫んだのと同時に京子の目に殺意が宿ったとか…。






(ああもう!恭弥ったら可愛い!けど…許せない!!)


その後、家に帰ると泉先生がオキシドールを恭の口にぶっかけたとか。







総受け気味な主人公。
泉先生酷い(笑)






[*書類整理]

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あきゅろす。
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